ニルアドミラリ

デジタル大辞泉 「ニルアドミラリ」の意味・読み・例文・類語

ニル‐アドミラリ(〈ラテン〉nil admirari)

[名・形動]何事にも驚かないこと。また、そのさま。無感動
「あらゆることに対して―な」〈高見故旧忘れ得べき

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「ニルアドミラリ」の意味・読み・例文・類語

ニル‐アドミラリ

  1. 〘 名詞 〙 ( [ラテン語] nil admirari ) ( 形動 ) 何事にも無感動なこと。また、そのさま。ローマの詩人ホラティウスの「書簡詩」に見える言葉
    1. [初出の実例]「日記ものせむとて買ひし冊子もまだ白紙のままなるは、〈略〉、一種の『ニル・アドミラリイ』の気象をや養ひ得たりけむ」(出典:舞姫(1890)〈森鴎外〉)

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