現代外国人名録2016 「ニーアルファーガソン」の解説
ニーアル ファーガソン
Niall Ferguson
- 職業・肩書
- 歴史学者 ハーバード大学歴史学教授
- 国籍
- 英国
- 生年月日
- 1964年4月18日
- 出生地
- ストラスクライド州グラスゴー
- 本名
- Ferguson,Niall Campbell
- 専門
- 経済・金融史
- 学歴
- オックスフォード大学卒
- 学位
- Ph.D.
- 経歴
- オックスフォード大学マグダレン・カレッジを卒業後、ドイツへ留学。ケンブリッジとオックスフォードでの講師職を経て、2000年オックスフォード大学ジーザス・カレッジ教授、2004年からハーバード大学歴史学教授。また、金融史の分野ではハーバード大学ビジネススクール教授、スタンフォード大学フーバー研究所のシニアフェローも務める。経済・金融史が専門で、覇権国家としての“帝国”を研究する。歴史資料を再構成して通説と異なる史観を示す歴史修正主義者として知られる。また、英米両国でテレビや新聞・雑誌などにレギュラー・コメンテーターとして出演するなど、メディアで積極的に発言。2004年には米誌「タイム」で“世界でもっとも影響力のある100人”に選出された。自著「マネーの進化史」(2008年)を原作とし、自ら司会を務めたテレビシリーズは、2009年に国際エミー賞ドキュメンタリー部門最優秀賞を受賞した。他の著書に「憎悪の世紀」(2006年)、「文明―西洋が覇権をとれた6つの真因」(2011年)、「劣化国家」(2012年)などがある。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報