ニームの闘技場(読み)ニームのとうぎじょう

世界の観光地名がわかる事典 「ニームの闘技場」の解説

ニームのとうぎじょう【ニームの闘技場】

フランス南部の都市ニーム(Nîmes)にある古代ローマ時代の遺構の一つ。鉄道のニーム駅から徒歩約10分の場所にある。ニームはローマ帝国統治時代、コローニアネマウサ(Colonia Nemausa)と呼ばれた都市で、古代ローマ時代の橋・神殿・円形劇場などのローマ時代の遺構が残っている。この円形闘技場もその一つである。現在70以上見つかっているローマの闘技場の中でも最も保存がよい。2層で60のアーチがある、長さ33m、幅101m、長さ21mの楕円形の闘技場で、2万人の観客を収容できた。現在でもコンサートやイベントの会場として使われている。

出典 講談社世界の観光地名がわかる事典について 情報

1 食肉目クマ科の哺乳類の総称。全般に大形で、がっしりした体格をし、足の裏をかかとまで地面につけて歩く。ヨーロッパ・アジア・北アメリカおよび南アメリカ北部に分布し、ホッキョクグマ・マレーグマなど7種が...

熊の用語解説を読む