にょきにょき(読み)ニョキニョキ

デジタル大辞泉 「にょきにょき」の意味・読み・例文・類語

にょき‐にょき

[副]細長い物が次々に現れ出るさま。「高層ビルにょきにょき(と)立つ」
[類語]にゅっとぬっとぬうっとにょっきりぴょこんぽつり

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「にょきにょき」の意味・読み・例文・類語

にょき‐にょき

  1. 〘 副詞 〙 ( 多く「と」を伴って用いる )
  2. 突然勢いよく人などが現われ出るさま、また、周囲状況に無頓着に、姿を現わすさまを表わす語。
    1. [初出の実例]「にょきにょきとだんなの前へ出けれバ」(出典:咄本・百物語(1659)上)
  3. 物事がつぎつぎに現われ出るさまを表わす語。特に、植物がいくつも生えてくるさまなどにいう。
    1. [初出の実例]「松のにょきにょき、竹のすらすら」(出典:俳諧・杖の竹(1816))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android