ぴょこん(読み)ピョコン

デジタル大辞泉 「ぴょこん」の意味・読み・例文・類語

ぴょこん

[副]
弾みをつけて軽く動作をするさま。「ぴょこんおじぎをする」
一つだけ不意に現れ出るさま。また、一つだけ飛び出ているさま。「うしろの毛がぴょこんと立っている」
[類語](1ぺこんぺこりひょこひょこぴょこぴょこへこへこぺこぺこ/(2にゅっとぬっとぬうっとにょっきりにょきにょきぽつり

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「ぴょこん」の意味・読み・例文・類語

ぴょこん

  1. 〘 副詞 〙 ( 多く「と」を伴って用いる )
  2. はずみをつけて軽く動作するさまを表わす語。ひょこり。
    1. [初出の実例]「私は、ぴょこんと、ゴムじかけの人形のやうに、椅子から立ちあがった」(出典:苦の世界(1918‐21)〈宇野浩二〉一)
  3. 思いがけず急に現われ出るさまを表わす語。ひょこり。
    1. [初出の実例]「高い煙筒が、ピョコンと一本間抜じみて立ってゐたりした」(出典:今年竹(1919‐27)〈里見弴〉焼土)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む