ぬっと(読み)ヌット

精選版 日本国語大辞典 「ぬっと」の意味・読み・例文・類語

ぬっ‐と

  1. 〘 副詞 〙
  2. 突然現われ出るさまを表わす語。
    1. [初出の実例]「盗人〈略〉ぬっとはいりければ」(出典:咄本・昨日は今日の物語(1614‐24頃)下)
  3. 急に立ち上がるさまを表わす語。
    1. [初出の実例]「山嵐がぬっと立ちあがったから」(出典:坊っちゃん(1906)〈夏目漱石〉九)
  4. 尊大に構えているさまを表わす語。
    1. [初出の実例]「方々へ縁が引ぱって有と思ふて、ぬっとさらすがむやくしい」(出典:歌舞伎・霧太郎天狗酒宴(1761)二幕)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む