ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ヌメリアヌス」の意味・わかりやすい解説
ヌメリアヌス
Numerianus, Marcus Aurelius
[没]284
ローマ皇帝 (在位 283~284) 。父カルス帝のもとで 282年副帝。翌年ササン朝のペルシア遠征中,カルスの死で東方の正帝に即位したが,軍事的才能がなく,ニコメディア帰還の途中眼病にかかり,代って指揮にあたった義父アペルに暗殺された。アペルは軍に推されて即位したディオクレチアヌスに倒された。
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