デジタル大辞泉 「ねこだ流し」の意味・読み・例文・類語 ねこだ‐ながし【ねこだ流し】 古く行われた金・銀などの選鉱方法。細かく砕いた鉱石を、板に張った晒木綿さらしもめんやねこだなどの上に流し、その目に残った金・銀の粒子を採取する。ねこ流し。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「ねこだ流し」の意味・読み・例文・類語 ねこだ‐ながし【ねこだ流】 〘 名詞 〙 砂金選鉱法の一つ。「ねこだ」の上に砂金を含む砂や砕いた金鉱石を水とともに流すと、比重の重い金粒がむしろの目に残る。砂錫・砂鉄などの選別にも用いる。ねこながし。ねこだ流し〈日本山海名物図会〉[初出の実例]「金山淘法(きんざんかねゆり)絵〈略〉からうすにてつき、猫田ながしにかけて」(出典:日本山海名物図会(1754)一) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例