砂錫(読み)サスズ

デジタル大辞泉 「砂錫」の意味・読み・例文・類語

さ‐すず【砂×錫】

砂鉱床に産する錫石。錫石を含む鉱脈岩石が風化され、流水や波の作用で運ばれるときに、重い錫石が集中して堆積たいせきしたもの。の原料鉱石

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「砂錫」の意味・読み・例文・類語

さ‐すず【砂錫】

  1. 〘 名詞 〙 岩石から分離し川や海の底に砂や小石とともに堆積(たいせき)した錫の鉱石。
    1. [初出の実例]「本法に於て砂鉱と称するは砂金、砂鉄及砂錫を謂ふ」(出典:砂鉱法(明治四二年)(1909)一条)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

スキマバイト

働き手が自分の働きたい時間に合わせて短時間・単発の仕事に就くこと。「スポットワーク」とも呼ばれる。単発の仕事を請け負う働き方「ギグワーク」のうち、雇用契約を結んで働く形態を指す場合が多い。働き手と企...

スキマバイトの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android