砂錫(読み)サスズ

精選版 日本国語大辞典 「砂錫」の意味・読み・例文・類語

さ‐すず【砂錫】

  1. 〘 名詞 〙 岩石から分離し川や海の底に砂や小石とともに堆積(たいせき)した錫の鉱石。
    1. [初出の実例]「本法に於て砂鉱と称するは砂金、砂鉄及砂錫を謂ふ」(出典:砂鉱法(明治四二年)(1909)一条)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

最新 地学事典 「砂錫」の解説

さすず
砂錫

placer tin

花崗岩,ペグマタイトグライゼン,鉱脈中の錫石が,風化および河川,波,重力の作用により運搬され堆積・濃集したもの。タイ,マレーシアからインドネシアのビリトゥン島に至る地帯は世界最大の砂錫産地。河成,海浜,海成鉱床からなる。イルメナイト,ルチル,ジルコン,モナズ石ゼノタイムなどを伴う。1987年の東南アジアの生産量は約7万t,世界生産量の約40%を占めた。2010年以降,タイやマレーシアでの生産は激減,インドネシアでは海成鉱床へ移行し,2021年,世界生産量の24%に相当する71,000tを生産。砂錫の選鉱廃砂(amang)はレアメタル資源として注目されている。

執筆者:

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

春になって暖かくなりかけた頃、急に寒さが戻って、地面などがまた凍りつく。《 季語・春 》[初出の実例]「七瀬御秡 同晦日也。〈略〉雪汁いてかへる」(出典:俳諧・誹諧初学抄(1641)初春)...

凍返るの用語解説を読む