ノボペトロフカ遺跡(読み)ノボペトロフカいせき(その他表記)Novopetrovka

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ノボペトロフカ遺跡」の意味・わかりやすい解説

ノボペトロフカ遺跡
ノボペトロフカいせき
Novopetrovka

ロシア,アムール川中流部,ブラゴベシチェンスク付近にある新石器時代住居址。住居は竪穴丸太を立て,土砂でおおわれた屋根をもつ半地下式で,遺跡は約 150戸から構成されていた。住居内からはフリント製の石刃鏃石刃スクレーパー石核などが多数発見され,土器は少なかった。石製のおもりなどから,住民の生活で漁労が大きな役割を果したことが知られる。また狩猟も重要であった。北海道の石刃鏃との関連が注目される。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む