ノルマン王宮(読み)ノルマンオウキュウ

デジタル大辞泉 「ノルマン王宮」の意味・読み・例文・類語

ノルマン‐おうきゅう〔‐ワウキユウ〕【ノルマン王宮】

Palazzo dei Normanni》イタリア南部、シチリア島、シチリア自治州の都市パレルモの旧市街にある宮殿。現在は州議会場として使われている。もとは9世紀に建てられたアラブ人要塞だったが、12世紀にノルマン朝シチリア王ルッジェーロ2世により王宮として改築された。アラブ‐ノルマン様式の代表的な建築物の一。また、王宮の2階にあるパラティーナ礼拝堂ビザンチン様式のモザイク傑作があることで知られる。ノルマンニ宮殿

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android