ノートル・ダム・デュ・オー聖堂(読み)ノートル・ダム・デュ・オーせいどう(その他表記)La Chapelle du Notre-Dame-du-Haut

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

ノートル・ダム・デュ・オー聖堂
ノートル・ダム・デュ・オーせいどう
La Chapelle du Notre-Dame-du-Haut

ル・コルビュジエの設計で,1950~55年,フランス東部のスイスとの国境にほど近いロンシャンに建てられた巡礼聖堂。ロンシャンの聖堂,ロンシャンの礼拝堂ともいう。巡礼地として知られたロンシャンだったが,中世の礼拝堂(→チャペル)は 1913年に一部焼失,1920年に再建されたが 1944年に再び破壊された経緯があり,ル・コルビュジエに白羽の矢が立った。鉄筋コンクリート造りの壁,屋根は大胆に仕上げられ,自由で彫塑的な造形を得て,独特の形態を生んだ。半円形ドームを載せた塔や特異な形の窓から差し込む光は,室内に厳粛な雰囲気をかもし出している。2016年,世界 7ヵ国 17件の建築物などで構成される「ル・コルビュジエの建築作品―近代建築運動への顕著な貢献―」の一つとして世界遺産の文化遺産に登録された。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

梅雨の季節に入ること。つゆ入り。毎年6月中旬~7月中旬の約1ヵ月間,九州から東北地方は梅雨の季節に入る。これは,北方のオホーツク海高気圧と南方の小笠原高気圧とに挟まれて,揚子江流域から九州,四国,本州...

入梅の用語解説を読む