20世紀西洋人名事典 の解説
ノーマン・マトゥーン トーマス
Norman Mattoon Thomas
1884.11.20 - 1968.12.19
米国の牧師,政治家。
米国社会党党首。
オハイオ州マリオン生まれ。
別名Norman Matoon Thomas。
米国社会党党首で1911年イースト・ハーレム教会牧師となり、米国の第一次世界大戦参戦に反対する。’18年社会党に入党し、平和運動の組織「友和会」常任書記、その機関誌「ワールド・トモロウ」の編集長などを歴任し、社会民主主義的な運動に取り組む。ニューヨーク州知事選やニューヨーク市長選、大統領選などに数度出馬するがいずれも落選。反戦や反共、反ファシズムを信条とし国際平和運動に尽力する。著書に「自由の試練」「ある社会主義者の信仰」(’51年)など。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報