最新 地学事典 「ハイパーソルバス花崗岩」の解説
ハイパーソルバスかこうがん
ハイパーソルバス花崗岩
hypersolvus granite
N.L.Bowen(1937)の残液系の組成を示す岩石(ノルムサリック鉱物の量が80%以上の岩石)の中で,長石固溶体のソルバス以上の温度で晶出したために一相のアルカリ長石のみからなるもの(ほとんどは離溶にクリプトパーサイト〜マイクロパーサイト組織を呈す)。斜長石は含まない。O.F.Tuttle et al.(1958)命名。一般にサブソルバス花崗岩より高温で形成される。アルカリ長石の性質からsanidine-high albite, orthoclase-high albite, microcline-low albiteの3タイプの花崗岩に区分できる。
執筆者:田結庄 良昭
参照項目:サブソルバス花崗岩
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

