普及版 字通 の解説
13画
[字訓] ひえ・ちいさい・いやしい
[説文解字]
[字形] 形声
声符は(卑)(ひ)。に卑小・卑賤の意がある。〔説文〕七上に「禾(か)の別なり」、〔左伝、定十年、杜預注〕に「のに似たるなり」とあり、自生のものもあった。小説のことを史(はいし)というのは、自生在野の意であるとする説がある。民間の小説・伝承を訪求採録するものを官という。
[訓義]
1. ひえ。
2. ちいさい、いやしい。
3. 民間、民間にあるもの。
[古辞書の訓]
〔新字鏡〕 志良介与祢(しらげよね)、、比江(ひえ) 〔字鏡〕 シラゲヨネ・ヒエ・ハカリ。与祢之良久(よねしらく)
[熟語]
官▶・記▶・史▶・説▶・野▶・士▶・子▶・人▶・政▶・販▶・秕▶・▶
[下接語]
旱・水・粟・秕・・野・
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報