20世紀西洋人名事典 「ハインリッヒミッタイス」の解説
ハインリッヒ ミッタイス
Heinrich Mitteis
1889.11.26 - 1952.7.23
ドイツの法制史学者。
元・ミュンヘン大学教授,元・ベルリン大学教授。
プラハ生まれ。
ライプチヒ大学やベルリン大学で学び、1919年ハレ大学で教授資格を取得する。’21年ケルン大学教授を経て、’24年ハイデルベルク大学教授を務め、’33年ミュンヘン大学教授となるが、ナチスの圧迫を受け、各地の大学を転々とする。第二次大戦後、ベルリン大学やチューリヒ大学などで教鞭をとり、歴史的自然法論の立場で法制史の研究を行い、’47年から世界的な権威をもつ法制史雑誌「サビニー財団法制史雑誌」の編集代表者を務める。著書に「レーエン法と国家権力」(’33年)、「ドイツ法制史概説」(’54年)など。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報