ハツ・ハイ・そそぐ・はねる・まく

普及版 字通 の解説


15画

[字音] ハツ・ハイ
[字訓] そそぐ・はねる・まく

[字形] 形声
声符は發(発)(はつ)。發に発散の意がある。〔玉〕に「水漏るるなり」とするが、水が勢いよく散ることをいう。精神の力強いはたらきを活・活地という。剌ははねる擬声語水墨墨の法があり、忘年会のことを散という。

[訓義]
1. そそぐ、ふる。
2. ちる、はねる。
3. 水をまく、水がわく。
4. 活、勢いがよい。
5. わる、悪少

[古辞書の訓]
名義抄 ソソグ・イル

[熟語]

[下接語]
・翠・黛・湯・墨・浪

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android