ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ハディントン」の意味・わかりやすい解説 ハディントン(伯家)ハディントン[はくけ]Haddington, Earls of スコットランドの貴族の家柄。ハミルトン家が継承。ジェームズ6世 (イングランド王としては1世) の寵臣で,裁判官や国務卿,国璽尚書をつとめたメルローズ伯トマス・ハミルトン (1563~1637) が,1626年ハディントン伯と称号を変えたのに始る。その子の2代トマス (1600~40) は,38年国王チャールズ1世の国教強制に抵抗して団結を誓った国民盟約派の貴族で,主教戦争でも国境を守ったが,ダングラス城で爆死。9代トマス (1780~1858) は 1802年よりトーリー党の議員になり,アイルランド統監 (34~35) ,海相 (41~46) ,国璽尚書 (46) などを歴任。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by