ハドロサウルス

デジタル大辞泉 「ハドロサウルス」の意味・読み・例文・類語

ハドロサウルス(〈ラテン〉Hadrosaurus)

鳥盤類恐竜の一。中生代白亜紀後期に生息全長約8メートルで、二足歩行したと考えられている。また、ハドロサウルス科の草食恐竜の総称

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

百科事典マイペディア 「ハドロサウルス」の意味・わかりやすい解説

ハドロサウルス

カモノハシ竜とも。白亜紀後期の草食恐竜。体長9〜12m。水陸両生。二脚歩行あるいは四脚歩行で泳ぎもできた。口先カモノハシのように扁平。ミイラの化石から足にみずかきがあることが判明した。歯の数は多く,総計2000個。化石は北米に多い。かつてはトラコドンとも呼ばれていた。樺太サハリン)産の日本竜もこの仲間である。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

デジタル大辞泉プラス 「ハドロサウルス」の解説

ハドロサウルス

白亜紀後期に生息した鳥盤類鳥脚類の草食恐竜。全長約8メートル。非常に状態のよいミイラ化石が発見されたことで知られる。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

世界大百科事典(旧版)内のハドロサウルスの言及

【カモハシ竜(鴨嘴竜)】より

…脊柱には強い腱が発達していた。トラコドンTrachodon(ハドロサウルスHadrosaurusともいう)が代表的なもので,日本竜もこの仲間である。恐竜【長谷川 善和】。…

※「ハドロサウルス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android