20世紀西洋人名事典 「ハンスセリエ」の解説
ハンス セリエ
Hans Selye
1907.1.26 - 1982
カナダの医学者,内分泌学者。
元・モントリオール大学教授。
ウィーン生まれ。
ドイツ大学医学部卒業後、アメリカのジョンズ・ホプキンズ大学を経て、1932年カナダのマッギル大学に移り生化学、内分泌学の研究を続ける。その後、カナダに帰化し、’45〜76年までモントリオール大学の実験医学、外科学の教授を務め、多くの医学賞を受けた。この間、’36年にはストレス学説とよばれる汎適応症候群という新概念を提唱し、国際的に高く評価された。主著に「ストレス」(’50年)、「生活のストレス」(’56年)などがある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報