現代外国人名録2016 の解説
ハンス・マルティン シュナイト
Hans-Martin Schneidt
- 職業・肩書
- 指揮者,作曲家,オルガン奏者 元ミュンヘン・バッハ合唱団・管弦楽団芸術監督
- 国籍
- ドイツ
- 生年月日
- 1930年12月6日
- 出身地
- バイエルン州バート・キッシンゲン
- 受賞
- ベルリン芸術院賞〔1963年〕,エドゥアルト・フォン・デア・ヘイド賞〔1980年〕
- 経歴
- ライプチヒの聖トーマス教会合唱団に入団し、ギュンター・ラミンに師事。1949〜52年ミュンヘンで指揮、作曲、オルガン、音楽学をフリードリヒ・ヘグナー、クルト・アイヒホルン、ルドルフ・フォン・フィッカーなどに学ぶ。ミュンヘンで合唱指揮者、オルガン奏者を務め、’55年よりベルリン教会音楽学校で教鞭を執り、シュパンダウ聖歌隊、バッハ・コレギウム指揮者として活躍。’63年ヴッパータール市の音楽総監督(GMD)に就任、’71年ハンブルク音楽大学教授。’84〜85年ヴッパータール歌劇場で「ニーベルングの指輪」を指揮。’84年急逝したカール・リヒターの後任としてミュンヘン・バッハ合唱団・管弦楽団の芸術監督となった。’90年東ドイツのベルリン国立歌劇場日本公演に同行して来日。’94年ベルリン放送交響楽団の日本公演でもタクトを振った。2001年東京芸術大学客員教授、2007〜2009年神奈川フィルハーモニー管弦楽団音楽監督を務めるなど、日本とも縁が深い。宗教曲の演奏で知られ、現代音楽の演奏やオペラの指揮にも定評がある。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報