ハンセン病の全国意識調査

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ハンセン病の全国意識調査

厚生労働省が2023年12月、ハンセン病に関し、初めて全国意識調査を実施した。インターネットを通じ、約2万1千人から回答を得た。「名前は聞いたことがある」(52・2%)を含め90・2%が病気認知。39・6%が現在、元患者や家族への偏見差別が「あると思う」と答えた。元患者や家族との関わりを巡り「手をつなぐなど体に触れる」「ホテルなどで同じ浴場を利用する」「元患者の家族と自分の家族が結婚する」にはそれぞれ2割前後が抵抗感を示した。学習を受けた経験は「ない」が最多の55・4%で「はっきり覚えていない」の27・1%が続いた。

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