半田付け(読み)ハンダヅケ

デジタル大辞泉 「半田付け」の意味・読み・例文・類語

はんだ‐づけ【半田付け】

はんだ金属を接合すること。また、その接合したもの。

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精選版 日本国語大辞典 「半田付け」の意味・読み・例文・類語

はんだ‐づけ【半田付】

  1. 〘 名詞 〙 はんだで金属どうしを継ぎ合わせること。
    1. [初出の実例]「銅線の接合した処はハンダ付けもしないでテープも巻かずに」(出典:断水の日(1922)〈寺田寅彦〉)

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百科事典マイペディア 「半田付け」の意味・わかりやすい解説

はんだ付け【はんだづけ】

鑞付(ろうづけ)の一種。接合する両部材の油・さびなどをきれいに除去し,フラックスを接合面に塗布したのち,約300℃に加熱したはんだ鏝(ごて)にはんだをつけ,接合部に供給する。フラックスには塩化亜鉛・松脂(まつやに)などを用いる。

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世界大百科事典(旧版)内の半田付けの言及

【溶接】より

…またガス火炎による鑞付けも広く用いられている。
[鑞付け]
 鑞付けに使用する合金(鑞という)の融点が450℃以上のものを硬鑞といい,これによる鑞付けをブレージングbrazingと呼び,融点が450℃以下の軟鑞を用いるものをはんだ付けと呼ぶ。硬鑞には金,銀,銅およびアルミニウム合金などが用いられ,軟鑞には鉛とスズの合金がもっとも一般的に用いられる。…

※「半田付け」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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