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鑞付 ろうづけ

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百科事典マイペディアの解説

鑞付【ろうづけ】

溶接の一種。接合する金属にそれより低融点の金属(これを鑞と総称)を溶かしつけて行う。融点が450℃以下の軟鑞によるものははんだ付けが代表的。融点が450℃以上の硬鑞の場合はホウ砂などを溶剤とし,アーク,ガス炎などで加熱。

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世界大百科事典 第2版の解説

ろうづけ【鑞付】

溶接方法の一種。鑞接ともいう。接合しようとする金属(母材という)の間に母材より融点の低い金属を溶融して流し込み,母材表面との付着力を利用して接合する。このとき接合に用いる低融点の金属を鑞という。鍛金において,方形の箱または桶のような金属容器を接合する際に用いる。鑞材には硬鑞と軟鑞がある。硬鑞は溶融点が450℃以上のものをいい,これ以下のものを軟鑞という。銀鑞の場合は600~900℃で物理的性質が良い。

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世界大百科事典内の鑞付の言及

【溶接】より

…このため溶接を利用する分野も,機械,建築,橋梁,輸送(航空機,船舶,車両),電気,化学,原子力,電子,計測など広い領域にわたり,また超大型構造物からICなどのマイクロ部品にまで利用されている。 溶接はその方法により,接合する材料(母材という)を局部的に溶融状態にして結合,凝固させる融接法(溶融溶接法),母材を溶融に近い状態に加熱しておき機械的に力を加えて接合する圧接法,母材を加熱保持し原子の相互拡散により接合する拡散接合法および母材間に母材より融点の低い金属を溶融して流し込み,母材表面との付着力を利用して接合する鑞付法などに大別される。 溶接はリベット打ちのような機械的な接合に比べると,その接合部(溶接継手という)の強度が高く,軽くて強い構造物や部品を短期間に安価に製作することができる。…

※「鑞付」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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