最新 地学事典 「ハンドレベル」の解説
ハンドレベル
hand level
最も簡単な水準測量用器具で,径3cm,長さ12~15cmの円形または方形の真鍮管からなる。右半分に視準線と45°の傾きをした反射鏡を取りつけ,上部の気泡管を反射させる。左半分は透明になっており,その中央に横線がある。これを手にもち左半分を通して直接目標を見ると同時に内部の鏡によって気泡の位置を認めることができる。気泡がちょうど横線によって二等分される位置で横線と同高の点を見れば視線は水平である。この水平線を利用して水準測量を行う。構造が簡単で携帯や扱い方が便利であるが精度の高さは望めない。踏査や横断測量に便利。
執筆者:田中 謙一
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

