ハンプシャー種(読み)ハンプシャーしゅ(その他表記)Hampshire

翻訳|Hampshire

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ハンプシャー種」の意味・わかりやすい解説

ハンプシャー種
ハンプシャーしゅ
Hampshire

ブタの1品種アメリカケンタッキー州ブーネ地方の原産で,体は黒色であるが肩から前肢にかけて 10~30cm幅の帯状白斑がある。体重は雌 200~250kg,雄 250~300kgで,肉質がよく,肉歩どまりも高い。アメリカ種のなかでは多産で,飼料気候風土に対する適応性が強く,放牧にも適している。本種は初めスインリンド種と呼ばれたが,1904年正式にハンプシャー種と改名され,アメリカ南部地方に広く飼われている。

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デジタル大辞泉プラス 「ハンプシャー種」の解説

ハンプシャー種

豚の品種のひとつ原種イギリス、ハンプシャー地方産で、アメリカのマサチューセッツおよびケンタッキー州で品種改良された。古くはスインリンド種と呼ばれたが、1904年から現名称となった。

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