20世紀西洋人名事典 「ハーバートロス」の解説
ハーバート ロス
Herbert Ross
1927.5.13 -
米国の振付師。
ニューヨーク・ブルックリン生まれ。
マイアミ高校中退後、シェークスピア劇団に入団、「マクベス」や「ハムレット」で脇役を演じ、一方、ドリス・ハンフリーなどからダンスを学ぶ。ミュージカルにはダンサーとしてデビュー、1950年頃から振付をするようになる。最初のミュージカル振付作品は「ブルックリンに育つ木」(’51年)で、次いで「花の家」(’54年)、「あなたには卸値で」(’62年)、「晴れた日に永遠が見える」(’65年)など。映画では「ファニー・ガール」(’68年)、その他多数ある。60年代後半からは映画監督としても活躍、作品は「チップス先生さようなら」(’69年)、「ファニー・レディー」(’75年)など。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報