ハーレーダビッドソン

共同通信ニュース用語解説 「ハーレーダビッドソン」の解説

ハーレーダビッドソン

米国の代表的な二輪車メーカー。1903年に米中西部ウィスコンシン州で創業排気量が大きいエンジンを搭載した高級車中心で、日本を含めた世界中に愛好家を抱える。排気量が600ccを超える二輪車市場では、18年1~3月期の米国でのシェアは50・4%を占め、欧州では10・4%だった。17年の世界販売台数は約24万2800台だった。(共同)

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百科事典マイペディア 「ハーレーダビッドソン」の意味・わかりやすい解説

ハーレー・ダビッドソン[会社]【ハーレーダビッドソン】

米国唯一のオートバイ・メーカー。大型ツーリング(排気量850cc以上),カスタムオートバイで世界最大手の地位を占める。1901年設立。本社ウィスコンシン州ミルウォーキー。2011年12月期売上高46億6226万ドル。国内の超大型オートバイ市場におけるシェアは50.2%。近年は輸送車両事業から撤退し,オートバイ事業に専念している。

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世界大百科事典(旧版)内のハーレーダビッドソンの言及

【オートバイ】より

…輸出市場に占めるシェアも約8割で,イタリア,フランスを寄せつけず,車種別では日本の輸出のほとんどが51cc以上であるのに対し,イタリアやフランスは大半がモペットである。輸出比率(輸出台数/国内生産台数)が6~7割に達しているにもかかわらず,海外に有力な競合メーカーがほとんどないので,これまで四輪車のような貿易摩擦問題はほとんど表面化しなかったが,アメリカ唯一のメーカーのハーレー・ダビッドソン社(1300ccクラスの大型車が中心)が経営危機に陥ったことから82年9月問題化し,輸入規制が実施された。各社とも比較的早くから中進国,途上国を中心に現地生産を進めており,本田と川崎はアメリカにも現地工場がある。…

※「ハーレーダビッドソン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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