20世紀西洋人名事典 「ハーンクーチェク」の解説
ハーン クーチェク
Khān Kūchek
- 1921
ギーラーンのイラン民族運動指導者。
元・ギーラーン共和国首席。
ギーラーン州のラシュト市の立憲革命市民軍に参加し、第一次世界大戦中、イスラムの旗のもとに「ジャンガリー」を組織し、イランの帝国主義支配から解き放すため運動した。大戦が終結すると、組織は勢力を増し、1918年バクーへ向かうイギリス軍と衝突し、その後協定を締結し、’20年ソビエト軍の支援を受けギーラン共和国の首席の座に就く。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報