バクテリオロドプシン

化学辞典 第2版 「バクテリオロドプシン」の解説

バクテリオロドプシン
バクテリオロドプシン
bacteriorhodopsin

好塩古細菌Halobacterium halobiumの膜にぎっしり並んでいる紫色色素タンパク質構造視細胞ロドプシンと似ているが,機能は異なり,光駆動性 H ポンプとしてはたらいている.栄養状態が悪いときに太陽光を利用してイオン濃度勾配をつくり,それを利用してATPを合成し,生存に必要なエネルギーを得ている.この好塩菌が繁殖している湖では,水の色が紫色となり紫湖などとよばれる.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む