バシリスクス(その他表記)Basiliscus

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「バシリスクス」の意味・わかりやすい解説

バシリスクス
Basiliscus

[生]?
[没]477. カッパドキア
ビザンチン帝国の帝位簒奪者。レオ1世 (在位 457~474) の義弟。 468年には西方でバンダル王ガイゼリックに敗れた。 475年新皇帝ゼノを追って首都コンスタンチノープル支配したが,その支配は 20ヵ月 (475.1.~476.8.) しか続かず,その間にコンスタンチノープルの大火が起った。 476年8月首都奪回を企てたゼノに敗れてカッパドキアに追放され,斬首された。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む