ばりっと(読み)バリット

デジタル大辞泉 「ばりっと」の意味・読み・例文・類語

ばりっ‐と

[副](スル)
物が勢いよく破れたり、はがれたりするさま。「包み紙ばりっと破く」「ポスターばりっとはがす」
ぱりっと2」に同じ。「ばりっとした身なり」
[類語]ばりばりぱりぱりぱりっとびりっとぴりっとびりびり

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「ばりっと」の意味・読み・例文・類語

ばりっ‐と

  1. 〘 副詞 〙
  2. 「ぱりっと」よりやや勢いのよい感じを表わす。
    1. [初出の実例]「西瓜の種を、上手に前歯でバリッと噛み割ってゐた」(出典:多情仏心(1922‐23)〈里見弴〉振仮名)
  3. ぱりっと
    1. [初出の実例]「まだ三十だけど、とてもしっかりしてるンだわ。紹介するわよ。バリッとしたスタイルよ」(出典:茶色の眼(1949‐50)〈林芙美子〉一一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android