百科事典マイペディア 「バンチ病」の意味・わかりやすい解説 バンチ病【バンチびょう】 イタリアのバンチG.Bantiが19世紀末に初めて記載した原因不明の疾患。症候群ともされる。貧血と脾腫(ひしゅ)に始まり,出血しやすくなり,黄疸(おうだん),肝腫大,腹水などを呈し,悪液質などで死亡する。門脈圧亢進症のうち,原因の不明な特発性門脈圧亢進症とほぼ同義。治療は鉄剤投与や脾臓摘出など。→関連項目門脈圧亢進症 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報 Sponserd by