バートホンブルク(読み)ばーとほんぶるく(その他表記)Bad Homburg vor der Höhe

日本大百科全書(ニッポニカ) 「バートホンブルク」の意味・わかりやすい解説

バート・ホンブルク
ばーとほんぶるく
Bad Homburg vor der Höhe

ドイツ中部、ヘッセン州の温泉保養都市。人口5万2800(2000)。タウヌス山地東麓(とうろく)、標高200メートルほどにあり、ローマ時代から知られるナトリウム泉は内臓・循環器疾患に効く。市街地は、緑地の多い温泉地区、ヘッセン・ホンブルク公の城館(1680~1866居住)を核とする旧市街、17世紀に宗教戦争の結果フランスから亡命した新教徒(ユグノー)たちが居住した新市街、これらを囲む一般住宅地からなり、商工業の発達するライン・マイン地方の住宅都市の機能ももつ。工業では、伝統的な靴下・帽子製造業に特色がある。近くのタウヌス山中には、ローマ帝国の辺境防塁リーメスLimesとザールブルク砦(とりで)が復原されている。

[朝野洋一]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

収穫年度を2年経過した米。《季 秋》[類語]米・玄米・白米・新米・古米・粳うるち・粳米・糯もち・糯米・黒米・胚芽米・精白米・内地米・外米・早場米・遅場米・新穀・米粒・飯粒・小米・屑米...

古古米の用語解説を読む