旺文社世界史事典 三訂版 「バール=サウマ」の解説
バール=サウマ
Rabban bar Sauma
元代のネストリウス派キリスト教司祭
大都に生まれ,弟子のマルコスとともに1275年イェルサレム巡礼に旅立つ。イル−ハン国のアルグン=ハンの使節となってローマ・パリを訪問。ローマ教皇や英仏国王に会い,教皇にモンゴルとの提携を説いたことからモンテ=コルヴィノの大都派遣が実施された。
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