20世紀西洋人名事典 「パウルティリヒ」の解説
パウル ティリヒ
Paul Tillich
1886.8.20 - 1965.10.22
米国のプロテスタント神学者,哲学者。
元ハーバード大学教授。
ドイツ出身。
別名Paul Johannes〉 パウル・ヨハネス〈Tillich ティリヒ。
ベルリン大学、ハレ大学等で学び第一次大戦時従軍牧師を務める。ドレスデン、フランクフルト大学等の教授を務め、宗教社会主義運動の指導者として活躍するが1933年ナチに追放され米国に渡り’40年帰化。ハーバード、シカゴ大学教授を務めた現代米神学界の代表的思想家。自己の立場を「信仰的実在論」と呼び著書に「社会主義的決断」(’33年)、「プロテスタント時代」(’48年)、「組織神学」(全3巻、’51〜63年)等がある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報