20世紀西洋人名事典 の解説
パウル・ヨアヒム シェベスタ
Paul Joachim Schebesta
1887 - 1967
ドイツの民俗学者。
シレジア生まれ。
少数民族のモラヴィア人の出身である。カトリックの神言会派の神父でシュミットの弟子の一人である。1912〜16年アフリカのモザンビークで宣教に従事し、’20年ウィーン郊外のメドリングのアントロポス研究所に所属するようになった。’26年ウィーン大学で民俗学とエジプト学で学位をとり、後にメドリング神学校、ウィーン商科大学で民俗学を教えた。少数民族の調査を多数行った。主著に「Die Bambuti-Pygmäen vom Ituri」等がある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報