20世紀西洋人名事典 「パウロ6世」の解説
パウロ6世
Paulus Ⅵ
1897.9.26 - 1978.8.6
イタリアの聖職者。
元・ローマ教皇。
ブレシア生まれ。
本名ジョヴァンニ・バッティスタ・モンティーニ〈Giovanni Battista Montini〉。
別名パウロ6世。
1920年司祭に叙階され、’24年ヴァティカン国務省に勤務する。’37年副長官を経て、’54年ミラーノ大司教となり、’58年枢機卿に任命され、’63年ローマ教皇に選出される。社会や政治、外交に進歩的態度をとり、’67年回勅「諸国民の進歩」を発布し、又、第2ヴァティカン公会議を賢明に導き、教令を公布させる。国際的社会主義および教会一致を促進した。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報