教令(読み)きょうりょう

精選版 日本国語大辞典「教令」の解説

きょう‐りょう ケウリャウ【教令】

〘名〙 (「りょう」は「」の呉音)
① 仏語。大日如来の、衆生を救えという勅のこと。〔金剛頂経‐一〕
② 仏語。大日如来の教えに従わない者を教化するために怒りの相を表わすこと。普通、不動明王がその任にあたる。
※性霊集‐八(1079)被修公家仁王講表白「伏願。教令五忿。揮輪劔而降魔怨。自性十六。麾惟宝而滋福寿」
※御成敗式目仮名抄(室町末)一八条「教令(ケウリャウ)違犯の基なり」

きょう‐れい ケウ‥【教令】

〘名〙
① (━する) 教えいましめて命令すること。いましめさとすこと。教示。きょうりょう。
※正法眼蔵(1231‐53)授記「退歩を教令せしめ、進歩を教令せしむ」 〔韓非子‐外儲説左上〕
② それぞれの季節、時節に行なうべき行事、儀式などの規定。
※菅家文草(900頃)一・秋風詞「林翻落葉紅、蕭条為教令」 〔史記‐太史公自序〕

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デジタル大辞泉「教令」の解説

きょう‐れい〔ケウ‐〕【教令】

[名](スル)教え戒めて命令すること。教示。

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普及版 字通「教令」の解説

【教令】きよう(けう)れい

命令。〔史記、文帝紀〕渭北せしめ、車千乘、騎親しく自ら軍を勞(ねぎら)ひ、を勒して令を(の)べ、軍の卒に賜ふ。

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