デジタル大辞泉
「ぱったり」の意味・読み・例文・類語
ぱったり
[副]「ばったり」にほぼ同じ。やや軽い感じを表す。「ぱったり(と)倒れる」「風がぱったり(と)やむ」
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
ぱったり
[1] 〘副〙 (「と」を伴って用いることもある) 「ばったり」とほぼ
同意で、やや軽い感じを表わす。
※虎寛本狂言・
伯母が酒(室町末‐近世初)「もはや
背戸門をさいて用心致うと存る。さらさらさらぱったり」
※俳諧・一茶発句鈔追加(1833)「犬の声ぱったり止て蓮の花」
※
浮雲(1887‐89)〈
二葉亭四迷〉一「既にして日はパッタリ暮れる」
[2] 〘形動〙 (一)④に同じ。
※黒船前後(1933)〈
服部之総〉
汽船が
太平洋を横断するまで「そのため太平洋従来の捕鯨業はぱったりになった」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報