ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「パピリウス・クルソル」の意味・わかりやすい解説 パピリウス・クルソルPapirius Cursol, Lucius 第2次サムニウム戦争の古代ローマの英雄。5度執政官 (コンスル ) ,2度独裁官 (ディクタトル ) に就任。前 321年のカウディヌスの岐路におけるローマ軍の惨敗後数年間の彼の軍事的経歴は信憑性が少いが,偉大な将軍であったことは確かである。命令に反して戦ったファビウス・ルリアヌスを処刑して軍紀の厳正を示す一方,債務奴隷制の廃止に貢献した。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by