パングナ(読み)ぱんぐな(英語表記)Panguna

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「パングナ」の意味・わかりやすい解説

パングナ
Panguna

パプアニューギニアブーゲンビル島中部の鉱山町オーストラリアの鉱山企業が,世界有数の銅鉱資源の採掘のため 1970年代初めに建設した。海岸部のアラワおよびキエタ一体となっている。銅山はブーゲンビル島独立運動の激化に伴い,1989年以後操業停止となったが,ブーゲンビル自治政府は 2005年再開を決定した。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「パングナ」の意味・わかりやすい解説

パングナ
ぱんぐな
Panguna

パプア・ニューギニア東端、ブーゲンビル島中部の山中にある鉱山町。人口3506(1980)。同島の大規模な銅資源開発プロジェクトにより、銅山会社の手で建設された(1972年採掘開始)。海岸部のアラワとの間に26キロメートルの道路が通じ、鉱石積み出しとアラワからの通勤に利用される。

[谷内 達]

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