百科事典マイペディア 「パンジャーブ問題」の意味・わかりやすい解説 パンジャーブ問題【パンジャーブもんだい】 インドで1970年代末から1990年代初めにかけてシク教徒が展開した反中央政府運動の総称。インド北西部パンジャーブ地方では,1970年代末以降,アカーリー・ダルの穏健路線を不満とするシク教徒の過激派カールサーなどがシク独立国〈カーリスターン〉設立を求める闘争を展開,1980年代には深刻な国家的問題に発展した。1992年の州議会選挙後,事態は沈静化しつつある。→シク教/コミュナリズム 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報 Sponserd by