イギリスの天文学者。ケンブリッジ大学を卒業後,同大学付属マラード電波天文台研究員となる。M.ライルとともに宇宙電波源について研究,1967年パルサーを発見,理論的に予言されていた中性子星が初めて確認され,74年ノーベル賞を授与された。ケンブリッジ大学における電波天文学の草創者で,干渉計による観測技術の開発,電波源の強度ゆらぎから太陽系空間のプラズマ,とくに太陽風の研究などを行ってきた。パルサーの発見はこのシンチレーションの観測中偶然になされたものである。最初の発見のレポートはおおまかにまとめたものではあったが,要点はすべて押さえられており,パルサーの基礎的な性質を与えていた。
82年にライルが引退してからはケンブリッジ大学電波天文グループの総帥として,ハワイのマウナ・ケア山頂に建設中のミリ波望遠鏡の建設などに取り組んでいる。
執筆者:森本 雅樹
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