ビエシュチャディ国立公園(読み)ビエシュチャディコクリツコウエン

デジタル大辞泉 の解説

ビエシュチャディ‐こくりつこうえん〔‐コクリツコウヱン〕【ビエシュチャディ国立公園】

Bieszczadzki Park Narodowy》ポーランド南東部にある国立公園。同国の最南東端に位置し、カルパチア山脈の一部をなすビエシュチャディ山脈を中心とする。国境を挟んで接するウクライナのウジャンスキー国立公園、スロバキアポロニニ国立公園と合わせて、ユネスコの東カルパチア生物圏保護区に指定。ブナ原生林が広がり、ヒグマハイイロオオカミヨーロッパヤマネコなどが生息する。2021年、「カルパチア山脈とヨーロッパ各地の古代および原生ブナ林」の名称で世界遺産(自然遺産)に拡張登録された。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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