《Národný park Poloniny》スロバキア東部にある国立公園。ポーランド、ウクライナとの国境に位置し、カルパチア山脈の東部に広がる。1997年設置。国境を挟んで接するウクライナのウジャンスキー国立公園、ポーランドのビエシュチャディ国立公園と合わせて、ユネスコの東カルパチア生物圏保護区に指定。ブナの原生林が広がり、ヒグマ、ハイイロオオカミ、ヨーロッパヤマネコなどが生息する。2007年、「カルパチア山脈の原生ブナ林」の名称で世界遺産(自然遺産)に登録。その後、2017年、2021年にヨーロッパ各地の原生ブナ林が拡張登録された。