デジタル大辞泉 「無味」の意味・読み・例文・類語 む‐み【無味】 [名・形動]1 味がないこと。うまみがないこと。「無味無臭」2 おもしろみがないこと。なんの風情もないこと。また、そのさま。「技巧だけが目立つ無味な文章」[類語]散文的・素っ気ない・無機的・無風流・味気あじけない・つまらない・興醒きょうざめ・興醒きょうざまし・不興・しらける・艶つや消し・色消し・しらじらしい・ぞっとしない・鼻白む・無味乾燥・無趣味・没趣味・索然・砂を噛むよう・無芸・芸無し 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「無味」の意味・読み・例文・類語 む‐み【無味】 〘 名詞 〙 ( 形動 )① 食物の味(あじ)がないこと。うまみがないこと。また、そのさま。[初出の実例]「味外は、すいあまいをば、人は知り、無味をば得知ぬぞ。飯は無味なほどに人が味をば何とて不知ぞ」(出典:両足院本山谷抄(1500頃)一)② おもしろみがないこと。趣に乏しいこと。あじわいのないこと。また、そのさま。[初出の実例]「Mumina(ムミナ) ヒト」(出典:日葡辞書(1603‐04))[その他の文献]〔老子‐三五〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例