ビスマス鉱床(読み)ビスマスこうしょう

最新 地学事典 「ビスマス鉱床」の解説

ビスマスこうしょう
ビスマス鉱床

bismuth deposit

Biのみを稼行する鉱床はほとんどなく,大部分はSn・W・Cu・Ag等の鉱石の副産物として産出。スカルン鉱床・熱水性鉱脈鉱床が重要。おもな鉱石鉱物は自然蒼鉛・輝蒼鉛鉱・酸化蒼鉛鉱物。ボリビアの錫鉱床(平均Bi1%),ペルーのSan Gregorio鉱山(Bi20%),スペインのコルドバ地方(Ni・Co・Agの鉱床に伴い,最高Bi25%,ふつう1~7%)などが高品位の例。メキシコ・ドイツ・日本等の熱水性鉱脈鉱床からも若干産出。日本では山口県の薬王寺・佐々波の電気石銅鉱脈がビスマス鉱床として稼行されたことがあり,小坂・足尾・神岡・生野等でも回収された。世界の年産量は2,700t(1993)で,主産国は中国・メキシコ・ペルーなど。

執筆者:

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

関連語 鹿園

1 多数の語を集録し、一定の順序に配列して一つの集合体として、個々の語の意味・用法、またはその示す内容について記したもの。語のほかに接辞や連語・諺なども収める。また、語の表記単位である文字、特に漢字を...

辞書の用語解説を読む