病院でもらった薬がわかる 薬の手引き 電子改訂版 「ビタミンB2剤」の解説
ビタミンB2剤
《フラビンアデニンジヌクレオチド製剤》
FAD(辰巳化学、日医工、鶴原製薬、わかもと製薬)
フラビタン(アステラス製薬、トーアエイヨー)
《リボフラビン酪酸エステル製剤》
ハイボン(ニプロESファーマ)
リボフラビン酪酸エステル(杏林製薬、キョーリンリメディオ、コーアイセイ、鶴原製薬)
ビタミンB2の補給剤です。ビタミンB2の欠乏によっておこる口角炎、口唇炎、口内炎、舌炎、結膜炎、
また、リボフラビン酪酸エステル製剤は、高コレステロール血症の治療にも用いられます。
リボフラビン酪酸エステル製剤では、食欲不振、吐き気、下痢などの消化器症状がおこることがあります。このような症状がおこったときは、医師に相談してください。
①いろいろな剤型がありますが、1日の使用回数と使用時間・1回の使用量については医師の指示をきちんと守り、かってに中止したり、増量・減量しないでください。
②あらかじめ問診の際に、持病・アレルギーなどの体質・現在使用中の薬の有無を医師に報告してください。
出典 病院でもらった薬がわかる 薬の手引き 電子改訂版病院でもらった薬がわかる 薬の手引き 電子改訂版について 情報