20世紀西洋人名事典 「ビッグブラック」の解説
ビッグ ブラック
Big Black
1934 -
米国のジャズ奏者。
ジョージア州生まれ。
別名Danny Ray。
幼少時代にドラムに興味を持ち、兄からビッグ・ブラッグの愛称で呼ばれる。ハイ・スクール卒業後、フロリダ、パナマで演奏活動を行った後、ロード・フリーのカリプソ・バンドでプロデビュー。ジャマイカ出身のトランペット奏者ビリー・クックとともにジャズ・リズムを探求し、1960年代にはニューヨークに進出してレイ・ブライアントらのミュージシャンと共演。その後、多くのジャズ祭に出演。アフロ・キューバン・バンドを中心に活躍し、代表作に「ナイト・オブ・ザ・クッカーズVol.1&2/フレディ・ハバード」など。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報